2011年2月26日土曜日

嵯峨野

嵯峨野に広がる竹林を散歩しました。
いつもよりゆっくり歩くと、竹の香りが心地よいと感じます。 空を見上げると竹の葉の隙間からの日差しが美しい…

ここ嵯峨野は平安時代から貴族の別荘や庵が開かれた土地で、1000年を経た今も多くの人々に愛され続けている美しい場所だと何かの書物で読みましたが、本当に何度訪れても「大切にされた自然」を感じます。

しばらく歩くと「大河内山荘」があります。
ここからの景色は季節はずれではあったけど「絶景」でありました。 彼は小倉山の山麓を選びこの地に「持仏堂」を建てたことも有名ですが、当時長期保存の難しいフィルムに対して、永く消える事の無い美の追求心から、30年かけて自らの設計で造ったこの「庭」は本当に素晴らしかった…

庭はやはり、「その瞬間」ではなくずっと造り「続ける」もの(永遠)、造られていくものなんだなぁ〜と改めて考えさせられました。 なんて!なんて!贅沢な人だったんだろう…
楽しかっただろうなぁ〜